LIO WORKS — CASE STUDY 03
「計測できない」を「判断できる」に変える
Meta広告×Amazon実売の計測整備
Meta広告とAmazonの売上データが分断され、広告を続けるか止めるかを判断できなかったEC事業者に対し、3つのデータソースを1枚のダッシュボードに統合。月次の意思決定を型にしました。
ご相談時の状況
- Meta広告を配信しているが、Amazon経由の実売への貢献が数値で見えず、続けるか止めるかを判断できない
- Amazon Business Reports・Amazon広告コンソール・Meta広告マネージャーが分断され、突合のたびに週次30分〜1時間の手作業
- セール等の外部要因と広告効果が混ざり、単純な前後比較では「広告が効いたのか、セールが効いたのか」を分離できない
- 撤退基準(この水準を下回ったら要相談、等)が未整備
結果として、「なんとなく続けている」状態のまま月10万円級の広告費が判断根拠なく消化されていました。
やったこと
1. 計測基盤の整備
Amazon Business Reports・Amazon広告コンソールの閲覧権限取得を手順書化し、Meta広告の日別・キャンペーン別レポート取得を自動化(GAS)。3ソースを1枚のLooker Studioダッシュボードに統合しました。
2. 月次レポートの型を固定
推定ROASの1数字(下回ったら要相談の基準つき)、広告配信日と日別セッションの重なりの可視化、優先度付き改善提案3件——を1枚に固定。セール期間と配信期間の重複は明示し、悲観/中立/楽観の3レンジで推定を示します。
3. ON/OFFテストの設計
セールの無い平常週に広告を意図的に停止し、ON期間とOFF期間の実売データを比較して広告単独のリフトを測る計画を組み込みました。「続ける/止める/単価調整」の判断に直接使うためです。
整備後の状態
- Meta広告経由のAmazon実売レンジが月次で数値化され、判断可能な状態に
- クライアント側の手作業(週次30分〜1時間)が月次10分(レポート確認のみ)に集約
- 毎月、優先度付きの改善提案3件を提示し、クライアントはY/Nの判断だけ
この事例の位置づけ
本件は「数値改善の実績」ではなく「計測整備の実績」としてご紹介しています。判断の土台を作る段階の支援で、効果測定(ON/OFFテスト)は運用の中で継続実施しています。誇張した成果は書かない方針です。