平均購入単価と粗利率から、限界CPA・目標CPA・損益分岐ROASを計算できます。広告費・CV数・売上を入れると実績のCPAとROASを求め、設定したCPAと比較します。入力した数値はサーバーへ送信しません。
CPA・ROASを計算する
目標利益率は売上に対する利益率ではなく、粗利のうち広告費を引いた後に残す割合です。20%を残す設定なら、粗利の80%を広告費に回します。購入回数は顧客1人あたりの平均値で、小数も使えます。未入力・不正な値・ゼロ除算の結果は「—」と表示します。任意の購入回数だけは、空欄でも1回として計算します。
実績との比較はCPAだけを使った目安です。限界CPA超なら「止める候補」、目標CPA超なら「絞る候補」、目標CPAと同じなら「据え置き」、目標CPA未満なら「伸ばす候補」とします。計測障害、成果の計上遅延、データ量、直近の急悪化はこの計算機では判定しません。
CPAの計算式
CPA(円)= 広告費 ÷ CV数
広告費60,000円、CV数20件なら、CPAは60,000 ÷ 20 = 3,000円です。CVは購入や問い合わせなど、集計対象として定義した成果を指します。購入から求めた限界CPAと比較する場合は、実績のCVも購入にそろえます。
ROASの計算式
ROAS(%)= 売上 ÷ 広告費 × 100
広告費60,000円、売上240,000円なら、ROASは240,000 ÷ 60,000 × 100 = 400%です。売上が広告費の4倍という意味で、利益が4倍という意味ではありません。税の扱い、返品の扱い、集計期間をそろえて比較します。
限界CPAと目標CPAの決め方
限界CPA(円)= 平均購入単価 × 粗利率 × 平均購入回数
単価8,000円、粗利率40%、平均購入回数1.5回なら、限界CPAは8,000 × 0.4 × 1.5 = 4,800円です。顧客1人から得る見込み粗利と広告費が一致する水準です。粗利に含めていない固定費や手数料などがあれば、別に考慮する必要があります。
目標CPA(円)= 限界CPA ×(1 − 目標利益率)
粗利の20%を残すなら、目標CPAは4,800 ×(1 − 0.2)= 3,840円です。購入回数には見込みを含むため、実績で確認できる期間と回数を使います。問い合わせをCVにする場合は、成約率も織り込んで上限を設定する必要があります。
損益分岐ROAS(%)= 1 ÷ 粗利率 × 100
粗利率40%なら、損益分岐ROASは1 ÷ 0.4 × 100 = 250%です。粗利率0%では計算できません。購入回数を含む限界CPAと比較する場合、ROASの売上も同じ顧客の同じ期間の購入分を含めます。
ROASとROIの違い
ROASは広告費に対する売上の割合です。広告投資を粗利ベースで評価する場合のROIは「(売上 × 粗利率 − 広告費)÷ 広告費 × 100」で求めます。売上240,000円、粗利率40%、広告費60,000円なら、粗利96,000円から広告費を引いた36,000円に対し、ROIは60%です。このときROASは400%です。ROIは利益や投資額に含める費用で変わるため、比較時には定義をそろえます。
複数キャンペーンをまとめて判定する
CPA判定シートは、広告実績を貼り付けてキャンペーンごとの判定と理由を確認するシートです。無料版は10行、有料版は100行で1,980円(税込)です。有料版では計測確認、停止と再開、データ量の確認をCPA比較より先に行います。まず計算機で設定値を求め、無料版に実績を入れて判定を確認できます。
CPAが悪化した原因を調べる
CPA悪化の原因(計測・入札・配信面・LPなど)の特定は、広告アカウント診断で対応します。単発30,000円から(税別)です。権限を渡す前に計測状態だけ確かめる場合は、計測タグの外形チェック(無料)をご利用ください。
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