検索広告のアカウント診断をご依頼いただき、そのまま運用改善に進んだ事例です。獲得単価を押し上げていた原因は、日々の入札調整ではなく、アカウントの組み方そのものにありました。
守秘のため、業種、期間、金額、件数はすべて伏せています。分析の進め方と判断の根拠は、実際の案件のとおりです。
ご相談時の状況
BtoBサービスの検索広告アカウントで、獲得単価が目標を大きく超えていました。成約1件で得られる利益に対して広告費が釣り合わず、このまま続けるべきかどうかの判断材料が社内にない状態でした。
診断の進め方
検索語句レポートは、管理画面に表示される範囲ではなく、全件をエクスポートして精査しました。一部だけを見て判断すると、費用の流出先を取り違えるためです。キャンペーンごと、語句ごとに費用と成果を突き合わせ、GA4と広告管理画面の数字が一致しているかも検証しました。
診断で分かったこと
- 費用の過半が、申込に一度もつながっていない検索語句に使われていました。成果が出ている語句はごく一部でした。
- 同じアカウント内の複数キャンペーンが同じ検索語句を取り合い、互いの入札を押し上げていました。獲得単価の悪いほうを止めれば解消できる状態でした。
- 成果の出る条件は語句の傾向から特定できていましたが、予算配分がその条件を反映していませんでした。
- GA4のコンバージョン設定が実際のサイトの挙動と食い違っており、成果として記録されるはずのイベントが記録されていませんでした。計測が壊れたままでは、サイト側で何を変えても、その良し悪しを数字で確かめられません。
納品したもの
上の4点を、費用の流出先と金額の関係が追える形でレポートにまとめました。あわせて、改善を再開するときの手順を実行順に記載しました。やり取りはすべてテキストで完結し、打ち合わせは行っていません。
その後
納品後、改善手順の実行を含む運用改善を継続してご依頼いただきました。将来は社内で運用できるように、日々の判断に使う基準と点検用の一覧表もあわせてお渡ししています。
この事例で使った進め方
閲覧権限をいただければ、一次データの取得から分析まで当方で行います。資料のご用意は不要です。レポートは平易な文章に根拠の数字を添えた形でお渡しします。診断のご依頼は、トップページのお問い合わせからご連絡ください。
診断を依頼する場合
このページは点検から改善手順を整理した経緯を扱っています。現在の対応範囲、必要な権限、納品物は広告アカウント診断にまとめています。
よくある質問
- 診断に必要なものは何ですか?
広告アカウントとGA4の閲覧権限だけです。資料の準備は不要で、一次データの取得から分析まで当方で行います。 - 診断の結果はどんな形で受け取れますか?
専門用語を避けた文章と、根拠になる数字をセットにしたレポートです。「なぜそう判断したか」が追える形にしているので、社内で運用を引き継ぐときにそのまま使えます。
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