広告レポートの自動化とは、媒体の管理画面から数字を取り出して決まった形式の表やダッシュボードに反映し、異常があれば知らせるまでの処理を、人手を介さずに毎日または毎週動く状態にすることです。Lio Worksは、広告レポート自動化の構築と保守を、広告代理店や制作会社から外注として請け負います。
無料の簡易診断
広告アカウントの閲覧権限か、現在のレポート(スプレッドシート・Looker Studioの閲覧リンク)をいただければ、レポートの見直し点を3つメールでお返しします。
- 通話・営業連絡なし
- 2営業日以内にメールで返信
- 費用0円。メールアドレスと一言だけで申し込めます
診断するのは、現在も複数社のGoogle広告とMeta広告を継続運用中の運用者本人です。結果をお送りした後に有料のサービスを利用するかどうかは任意です。
概要
- 内容
- 媒体のデータ取得から集計、出力、異常の通知までを自動で動く状態にし、発注元の所有物として納品します
- 料金
- お見積もり。構築費は設計書が固まった時点で確定します
- 納期の目安
- 現状把握2〜3営業日、設計3〜5営業日、構築1〜3週間。引き渡しの前に1か月の並行運用を行います
- 納品物
- 設計書、自動化の本体と実行環境の設定手順、出力先のテンプレート、監視の宣言リスト、構成書と障害時の対処手順、並行運用の突合結果
権限を共有する前に計測の状態だけ確かめたい場合は、計測タグの外形チェック(無料)をご利用ください。
対応範囲
自動化は、取得、集計と整形、出力、監視の4層と、それを支える保守で構成します。
各層について、何を引き受けて何を引き受けないかを表にします。
| 区分 | 含まれるもの | 含まれないもの |
|---|---|---|
| データ取得 | Google広告、Yahoo!広告、Meta広告、LINE広告の公式API、または管理画面からのCSVダウンロードの自動化 | APIも管理画面のCSV出力も提供されていない媒体 |
| 集計と整形 | 媒体間の指標名の統一、キャンペーン単位や日次、週次、月次の集計、目標値との差分計算 | 集計ルールそのものの策定(発注元の既存ルールに合わせます) |
| 出力 | Looker Studio、Googleスプレッドシート、Excel、PDF | 独自Webアプリの開発 |
| 監視 | 取得失敗、更新停止、予算超過、獲得単価悪化の自動通知(メールまたはチャット) | 通知を受けたあとの運用判断 |
| 保守 | 媒体の仕様変更への追随、集計ロジックの修正 | 新規媒体の追加(別途お見積もりします) |
使うツールは、GA4、GTM、Looker Studio、Google Apps Script、Pythonです。
進め方
作業は4段階に分けて進めます。各段階で発注元にお願いすることも、表に示します。
| 段階 | 内容 | お願いすること | 目安期間 |
|---|---|---|---|
| 1. 現状把握 | 現在のレポート(表、ダッシュボード、手順書)と、作成に毎月かかっている時間を確認します | 既存レポートの共有と、担当者の方への質問回答(テキスト) | 2〜3営業日 |
| 2. 設計 | 取得元、集計ルール、出力形式、更新頻度、異常の定義を1枚の設計書にまとめます | 設計書の確認と修正指示 | 3〜5営業日 |
| 3. 構築 | 取得から集計、出力、監視までを実装し、過去データで現行レポートと数字が一致することを確認します | 媒体の閲覧権限の付与と検収 | 1〜3週間 |
| 4. 引き渡し | 構成書、運用手順、障害時の対処を文書にし、発注元の所有物として引き渡します | 1か月の並行運用(手作業と自動の両方を動かします) | 1か月 |
3段階目で必ず行うのが、既存の手作業レポートと自動生成の数字を同じ期間で突き合わせる作業です。媒体ごとに列の並びや指標の定義が少しずつ違うため、この突合を省くと、見た目は整っているのに別の数字を集計しているレポートができあがります。
納品物
引き渡すものは次の6点です。
- 設計書(取得元、集計ルール、出力形式、更新頻度、異常の定義)
- 自動化の本体(スプレッドシートの数式、Google Apps Script、またはPythonのコード)と、実行環境の設定手順
- 出力先(Looker Studioまたはスプレッドシート)のテンプレート
- 監視の宣言リスト(「このファイルは何時間以内に更新されているはず」という一覧)と、通知先の設定
- 構成書と障害時の対処手順
- 並行運用1か月分の突合結果
いずれも発注元の名義と所有で納品し、当方への依存が残らない形にします。
費用の考え方
具体的な金額はご依頼の内容によって変わるため、ここでは決まり方だけをお示しします。
| 変動要因 | 上がる条件 | 下がる条件 |
|---|---|---|
| 媒体数 | 4媒体以上、またはAPIのない媒体を含む | Google広告とMeta広告の2媒体まで |
| 集計の複雑さ | 媒体横断の独自指標がある、クライアントごとに形式が異なる | 媒体標準の指標だけで、形式が全クライアント共通 |
| 出力先 | Looker Studioで複数ページ、PDFの自動送付まで含む | スプレッドシート1枚 |
| 保守 | 月額での継続保守 | 構築のみで引き渡し |
構築費は2段階目の設計書が固まった時点で確定し、それ以降に追加された要件は別途お見積もりします。月額保守には媒体の仕様変更への追随と集計ロジックの修正を含みますが、新規媒体の追加は含みません。
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- 2営業日以内にメールで返信
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外注が合うかどうかの目安
ご相談の前に、次の表で当てはまるものをご確認ください。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 毎月のレポート作成に、担当者の時間が合計8時間以上かかっている | 自動化の対象です |
| クライアントが増えるたびに、レポート作業が同じ割合で増えている | 自動化の対象です |
| レポートの形式がクライアントごとに毎月変わる | 形式の固定が先です |
| 数字の取得は自動化済みで、コメントの作成に時間がかかっている | 範囲外です(文章作成は別業務) |
よくある失敗
自動化したレポートの壊れ方には型があります。当方が自前の運用基盤で実際に起こした故障のうち、設計時の点検項目にしている4つを挙げます。
- 列の位置決め打ち:「3列目が件数」という読み方をしていると、取得元が増えたときに、ある媒体だけ別の列を集計してしまいます。列名で対応付ける方式に統一して防ぎます
- 名前による紐付け:キャンペーン名で集計していると、名前を変えた月から、エラーを出さないまま集計値が0になります。IDで紐付けます
- 死活だけの監視:ジョブが正常終了していても、成果物が更新されていないことがあります。成果物の更新時刻を監視する層を別に持ちます
- 誤報の放置:誤報が続くと通知を読まなくなります。同じ通知が2回誤報だった時点で、判定条件を直すか監視をやめます
ご相談は、このページのフォームまたは contact@lio-works.com へ、現在のレポート形式と毎月かかっている時間をお知らせください。1営業日以内に、対象範囲と進め方の案をお返しします。
広告レポート作成代行を依頼する前の確認事項
既存レポートの形式、対象媒体、更新頻度、集計ルールを確認します。作成代行として依頼する場合も、構築のみか、納品後の保守まで含めるかを分けて合意します。
広告レポート自動化の方法から比較できますか?
自社で運用する方式も含めて検討する場合は、広告レポート自動化の方法にツール、スクリプト、外注の比較をまとめています。このページでは、外注する範囲と納品条件を確認できます。
実績
- 事業会社の運用責任者として5媒体(Google、Yahoo!、Meta、LINE、SmartNews)で月最大5,000万円を運用し、獲得単価約1万円で5,000件超のコンバージョンを獲得
- 現在も複数社のGoogle広告とMeta広告を継続運用中
事例
無料の簡易診断・ご相談
メールアドレスと一言だけで送れます。お名前、会社名、URLは任意です。無料の簡易診断は、送信後に閲覧権限の付与先をメールでご案内します。
向かないケース
次の場合は、自動化をお勧めしていません。
- 集計ルールが決まっておらず、担当者の判断で毎月変えている場合。先にルールを固定しないと、作った自動化がすぐに壊れます
- 媒体がAPIも管理画面のCSV出力も提供していない場合。取得する手段がありません
- レポートの読み手が数字ではなく所感を求めている場合。自動化で減るのは集計の時間で、所感を書く時間は残ります
- 1〜2か月で終わるスポット配信だけの場合。構築費が、集計時間の削減分を上回ります
よくある質問
- クライアントに外注の存在は見えますか?
見えません。納品物はすべて発注元の名義でお使いいただく前提で作り、当方の名前やアカウントは表に出しません。 - 広告レポート自動化の外注に管理画面の権限は必要ですか?
必要です。各媒体の閲覧権限(読み取り専用)で足ります。編集権限をお願いするのは、入稿まで自動化の対象に含める場合だけです。 - 完成後に自社で改修できますか?
できます。スプレッドシートの数式もGoogle Apps ScriptもPythonのコードも発注元の所有物として納品し、構成書を添えます。